About
What is obusuma? / obusumaとは?
OBUSUMA(おぶすま)は埼玉県飯能市にある社会福祉法人おぶすま福祉会飯能事業所が立ち上げた、西川材を使った家具を中心とした木製品のブランドです。
飯能市域のおよそ8割は森林が占め、飯能の歴史・文化は森と山に育まれました。西川材の名は江戸(東京)の西にある飯能の山々から採れた木を筏に組んで川を流し、江戸まで送り届けていたことから来ていると言われています。地域材を使うことによるCO2削減や森の循環利用はもとより、作業の現場で毎日一生懸命に製作に取り組む利用者の生活向上のための支援につなげる魅力ある家具を、現代家具作家、デザイナー、行政、企業と共に一丸となって作り上げました。
※この取り組みは平成25年度森林整備加速化・林業再生事業を活用しています。
Material / 素材
OBUSUMAの家具に使用している桧はその木目の美しさだけでなく様々な効能があると言われています。木材の持つ二酸化炭素固定機能やホルムアルデヒドなどを吸着する空気の浄化作用、湿度の調節、香り成分による安らぎ効果などです。
桧は強く耐久性があり古くから優良な建築用材料として知られており、OBUSUMAではその特性を活かした家具づくりを通じて森林の循環利用に貢献しています。
Brand Concept / おぶすまの思い
埼玉県の西部、西川林業地域として知られる飯能市にある、おぶすま福祉会飯能事業所。ここではハンディのある人たちが生産活動を通じて一般企業への就職に必要な知識と能力向上に必要な訓練を行っています。一人ひとり出来ることや得意なことが違う中、みんなで力を合わせて一つの製品を丁寧に大事に作り上げていきます。日々歩いていく一歩先にはいつも小さな夢があると当時の施設長坂本美津子は語ります。小さな夢を拾い集めながら進むとハンディはだんだん小さくなっていく、と。多方面の力が結集し、それぞれの思いが重なり生まれたのがOBUSUMAです。
Logo Design / ロゴデザイン
OBUSUMAの二つの三角と円は自然豊かな飯能の太陽と山並みを表していています。OBUSUMAは福祉施設の作業現場で作られています。利用者それぞれのカラーを重ね合わせたときに新しい力が生まれるということを表すためにマンセル・カラー・チャートの中でバランス良く三角形を作る位置にある三色をOBUSUMAカラーとし、色が重なり合うロゴデザインにしました。
Members
家具デザイン&制作指導
髙村クラフト工房 髙村徹
武蔵野美術大学短期学部工芸デザイン専攻科卒業後、木工作家に師事。1998年に高村クラフト工房設立。朝日新聞主催「暮らしの中の木の椅子展」や国際家具デザインコンペ旭川2011などで数々の賞を受賞しています。特注家具と椅子が専門ですが現在は埼玉県地域材普及活動にも力を注いでいます。
カラー&アートディレクション
tona LLC. 河東梨香
日本人の父とデンマーク人の母を持ち、ロシア、スウェーデン、アメリカで育ったテキスタイル&インテリアデザイナーです。米国のロードアイランド・スクール・オブ・デザイン大学を卒業後、日本に移住。多様な国や文化の中での経験を通した”和と洋”の融合が彼女のデザインの根源になっています。現在は東京をベースに海外でも活躍中のデザイナーです。
企画・開発&製作
主宰 社会福祉法人 おぶすま福祉会飯能事業所 坂本美津子
製作 飯能事業所 利用者のみなさん
作業指導 竹村敦子
木製品流通アドバイス 株式会社 桝徳 星野敏之
地域材利用支援・プロジェクトリーダー
埼玉県川越農林振興センター 大里説慈郎
